エステなどで施術を受ける場合には、あらかじめ運動や入浴については注意が必要だといわれていますが、鍼灸治療に関してはどうでしょうか。鍼灸治療は髪の毛よりも細い針を使って体のツボと呼ばれている部分に刺激を与えたり、米粒の半分くらいの大きさのお灸を使って刺激を与えることが多いです。刺激を与えることによってリンパの流れや血液の流れが活性化し、自律神経に働きかけるといわれています。自分の体調を自分で治せるようにサポートする行動が鍼灸とされているため、元々本来の身体的な状況に応じて作用は穏やかなのかあるいは急激に作用が起こるのか、それとも好転反応が起こるのかは異なりますので、注意してください。ただし、鍼灸を受けた後すぐに運動や入浴をおこなうと、血液の流れやリンパの流れ、更に神経への負担が大きくなるため、注意してください。血液の流れがよくなるということは、心臓に血液が流れ込む量も変化していきます。入浴や運動をおこなうと、血液の流れが更に活性化してしまい、心臓に対して負担がかかる状態となってしまいがちです。結果として体調がよくなることを希望して鍼灸治療を受けたはずなのに体調がおかしくなってしまうという悪循環に陥ってしまいます。そのため、運動や入浴は避けたほうがいいでしょう。ただし、ちょっとした汗を流すためにシャワーを軽く浴びることは問題ありません。なお、毎日入浴をしないと気がすまないという場合には、普段よりも入る時間を短めに設定することで、入浴によって発生する負担を低減できるでしょう。入浴や運動だけではなく、飲酒や投薬も鍼灸治療を受けた当日は避けておいてください。血液の量だけではなく、血液の流れなどに大きな影響を与える可能性があるからです。身体の負担を低減させるためには、なるべく早く身体を休めて鍼灸の効果を実感できるようにすることだといえます。なお、血液の流れに関係がないからと日焼けサロンやカラオケなどに行く人もいます。体力に自信のある、ないにかかわらず、無意識の身体的な負担につながりますので絶対に避けましょう。
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リウマチ専門医も在籍
小児科としては珍しい医師も在中しています
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